カーオーディオとは?初心者にもわかる仕組み・選び方・おすすめモデル【2025年版】

カーオーディオ

※当記事はPRを含んでおります。

「カーオーディオってそもそも何?」「車内の音質を良くするためにはどうすればいいの?」

カーオーディオは、車内で音楽やラジオを楽しむための音響システムです。メインユニット(デッキ本体)・スピーカー・アンプなど複数の機器で構成され、それぞれの性能や組み合わせで音質が大きく変わります。

デッキ本体を選ぶときには、サイズや性能・コストなど、様々なポイントを考慮する必要があります。

1DIN・2DINといったサイズの違いやBluetooth・AUXなどの接続方法といった専門的な用語も多く出てくるため、まずは基礎知識を押さえておくと安心です。

ここでは、カーオーディオの仕組みからデッキ本体の選び方、おすすめ製品まで幅広く解説しています。ぜひ参考にしてください。

この記事でわかること
カーオーディオの種類と選び方|あなたに合うモデルはどれ?
もっと音を良くしたい!スピーカー・アンプ・DSPの世界へようこそ
みんなはどんな構成?リアルなカーオーディオ事例を紹介

目次

カーオーディオとは?初心者にもわかる基本ガイド

カーオディオとは?

ここでは、カーオーディオの役割や仕組み、DIN(ディン)と呼ばれる単位について簡単に解説します。また、混同する人も多い「カーナビとの違い」についても紹介します。カーオーディオへの理解を深めるための参考にしてください。

カーオーディオの役割と仕組み

カーオーディオは、車内で音楽や映像を楽しむための音響システムです。ラジオやCD・DVDのほか、スマホと連携して音楽を再生することもでき、様々なメディアに対応しています。

カーオーディオはデッキ本体だけでなく、アンプやスピーカーなど複数の機器で構成されています。デッキ本体で再生した音声信号を、アンプが増幅し、スピーカーを通して音楽を鳴らす仕組みです。

カーナビとカーオーディオは混同されがちですが、役割も機能も異なる別のデバイスです。

カーナビ地図を表示して目的地への案内を行うナビゲーションシステム
カーオーディオ車で音楽や映像、ラジオなどを再生する音響機器

カーナビで音楽や動画を再生できるのは、あらかじめカーナビにオーディオ機能が搭載されているためです。

1DIN・2DINって何?自分の車に合うタイプの見分け方

デッキ本体の仕様でよく見かける「DIN(ディン)」は、Deutsche Industrie Normen(ドイチュ・インダストリー・ノルメン)の略です。日本語では「ドイツ工業規格」といいます。カーオーディオで使用される場合は、カーオーディオ正面の外寸を表しています。

1DINと2DINそれぞれの寸法

1DIN幅180mm × 高さ50mm
2DIN幅180mm × 高さ100mm

1DINはオーディオ機能に特化したモデルでよく採用され、2DINはディスプレイ一体型の大型モデルで採用されるケースが多いです。もちろん、ディスプレイ搭載の1DINカーオーディオも販売されています。

注意点は、車によって対応するオーディオサイズが異なることです。1DIN分のスペースしかない車種は、1DINカーオーディオしか搭載できません。

一方で、2DIN分のスペースがある車種は、1DINと2DINどちらのモデルも取り付けられます。あえて1DINカーオーディオを取り付けるなら、次のような設置方法も可能です。

  • 1DINカーオーディオを2台取り付ける
  • 1DINカーオーディオを1台取り付け、残りのスペースに収納ボックスを設置

カーオーディオを選ぶ際は、車が1DINか2DINどちらのサイズに対応しているのか確認しておきましょう。ただし、車種によってはDIN規格ではないものもあるため、DIN規格が採用されているかどうかもあわせて確認してください。

1DINカーオーディオの購入を考えている人は、オーディオの選び方とおすすめ製品を紹介している次の記事が参考になります。

>>【2025年版】Bluetooth対応1DINカーオーディオおすすめ商品|高音質&スマホ対応モデルを比較!

こんな悩み、ありませんか?“音が悪い”の原因をチェック!

こんな悩み、ありませんか?

純正モデル(※1)のオーディオ性能は、以前と比べて確実にレベルアップしています。しかし、年式の古い車の場合は性能の低さや経年劣化が原因で「音質が気になる」と感じることがあるかもしれません。
※1.自動車メーカーが、新車に標準装備またはオプション搭載するカーオーディオのことです

もし「音質が悪い」と感じる場合は、以下の点をチェックしてみてください。

  • デッキ本体の年式は古くないか
  • スピーカーの年式は古くないか
  • 音響調整(イコライザー・タイムアライメント)が適切か
  • 元々の音源の品質は悪くないか

純正のオーディオが確実に進化しているとはいえ、性能に一定の制約があることも事実です。一般的に車は走行性能や安全性能の確保が優先されるため、オーディオ関係は限られたコストで設計されることが多い傾向があります。

音質にこだわりたい人にとっては、純正モデルのオーディオはやや物足りなさを感じる場面があるかもしれません。

カーオーディオの種類と選び方|あなたに合うモデルはどれ?

カーオーディオの種類と選ぶ方

カーオーディオは、純正モデル以外に社外品も市販されています。社外品は性能面が優れているものが多く、車内のオーディオ環境を向上させたい時におすすめです。

市販されているカーオーディオは、種類がとても豊富です。サイズや対応メディア、搭載機能など多岐にわたる特徴があるため、どれを選べば良いのか迷う人も多いでしょう。

そこで、以下のポイントにフォーカスして、おすすめのモデルを紹介します。

ポイント
  • 音楽以外に、動画再生やカーナビを使用したい
  • スマホの音楽を車内で再生したい
  • とにかく音質にこだわりたい
  • 1万円台のコスパの良いモデルから始めたい

何を基準に選べば良いかわからない人は、ぜひ参考にしてください。

音楽以外に、動画再生やナビアプリを使用したい

音楽を聴く以外にも、動画の再生やナビアプリなどを利用したい人は、ディスプレイ一体型のカーオーディオがおすすめです。大画面のディスプレイで動画を再生したり、ナビを表示したりできます。

CarPlayやAndroid Auto対応のモデルを選べば、スマホアプリをディスプレイ上で操作することも可能です。

パイオニア DMH-SF900

10.1インチの大画面ディスプレイを搭載した1DINタイプのカーオーディオ。スマホと手軽に連携できる「便利さ」と、カラフルなイルミネーションによる視覚的な「楽しさ」を備えているのが特徴です。

専用アプリ「PxLink」を使えば、スマホからカーオーディオの設定を行うことも可能。イコライザーや音量調整、ディスプレイオーディオの壁紙変更など、多種多様な機能をあらかじめ操作できます。

ブランドパイオニア
製品名・型番DMH-SF900
接続方式Bluetooth、USB、AUX、HDMI
対応メディアUSBメモリ
音質
ハンズフリー通話⚪︎
ディスプレイあり
サイズ1DIN
価格帯9万6,000円~12万円

※価格帯:2025年7月調べ

アルパイン フローティングビッグDA DAF9Z

9型の大画面を搭載したフローティングディスプレイオーディオ。ディスプレイの微調整を行えるのが特徴で、画面の角度だけでなく、前後上下の位置も見やすい位置に変更できます。

HDMI入力も可能で、スマホで再生した動画を大画面のディスプレイで再生することも可能です。YouTube動画やスマホに保存されている動画も楽しめます。

ブランドアルパイン
製品名・型番DAF9Z
接続方式Bluetooth、USB、HDMI、AUX
対応メディアUSBメモリ
音質
ハンズフリー通話⚪︎
ディスプレイあり
サイズ1DIN
価格帯8万円~10万円

※価格帯:2025年7月調べ

スマホの音楽を車内で再生したい

スマホの音楽を再生するためには、次のような接続方法に対応している必要があります

接続方法
  • Bluetooth
  • AUX
  • USB

現在では、上記の接続方法に対応しているカーオーディオが多いですが、製品によっては対応していないケースもあるため、購入前にチェックしておく必要があります。

また、それぞれの接続方法の利便性や音質の安定性など、メリット・デメリットを把握しておくと安心です。後ほど詳しく解説するので参照してください。

>>Bluetoothとは?AUX・USBの違い、メリット・デメリットを比較

パイオニア MVH-6600

スマホとの接続がしやすい1DINタイプの高音質カーオーディオ。専用アプリ「Pioneer Smart Sync」を使うことで、カーオーディオとスマホを簡単に連携できます。カーオーディオ上のボタン操作でナビアプリや電話帳を起動できるため、アプリを開く手間を大幅に軽減できます。

また、USB経由でスマホを接続すれば、ハイレゾ音源の再生にも対応可能です。イコライザーやタイムアライメント機能も備わっており、コンパクトながら本格的な音質で音楽を楽しめます。

ブランドパイオニア
製品名・型番MVH-6600
接続方式Bluetooth、USB、AUX
対応メディアUSBメモリ
音質
ハンズフリー通話⚪︎
ディスプレイなし
サイズ1DIN
価格帯1万4,000円~1万5,000円

※価格帯:2025年7月調べ

KENWOOD DPX-U760BT

Alexa対応の2DINモデルのカーオーディオです。「アレクサ」と声をかけて、天気を確認したり音楽を再生したり、多様な機能を手軽に使うことができます。

BluetoothやUSB、AUXなど、有線・無線どちらにも対応しているため、好みや利用用途に合わせて接続方法を選べます。USB接続をすれば、スマホを充電しながら音楽再生することが可能です。

ブランドKENWOOD
製品名・型番DPX-U760BT
接続方式Bluetooth、USB
対応メディアCD、USBメモリ
音質
ハンズフリー通話⚪︎
ディスプレイなし
サイズ2DIN
価格帯1万7,000円~3万円

※価格帯:2025年7月調べ

とにかく音質にこだわりたい

音質を重視する場合は、以下の2種類の項目に着目するのがおすすめです。

項目概要補足
対応コーデック音楽ファイル伝送時の圧縮方式音質が良いとされるのは、
AAC・aptXシリーズ・FLAC・LDACなど
DSP(デジタル・シグナル・プロセッサー)オーディオ信号をコントロールする装置DSP搭載のカーオーディオは、
イコライザーやタイムアライメントによって音響調整できる

参照:audio-tecnica・コーデック

ハイレゾ音源を再生したい場合は、FLAC(※2)またはLDAC(※3)に対応している必要があります。車内で快適に音楽を聴くためには、イコライザーやタイムアライメントを使って音響調整することも大切です。

「とにかく音にこだわりたい」人は、「FLACまたはLDAC対応」かつ「DSP搭載」の2つの条件を満たしたカーオーディオを選ぶと良いでしょう。

※2.可逆圧縮(ロスレス圧縮)のコーデック。圧縮したデータを圧縮前の状態に復元できるため、元の音質を再現できます
※3.SONYによって開発された、ハイレゾ対応のBluetoothコーデック。96kHz/24bitのデータ伝送に対応しています

パイオニア DMH-SF600

184万3,200画素の高画質パネル(1,024 x 600)を採用した1DINカーオーディオです。フルHD画質の動画再生にも対応しており、迫力ある映像を楽しめます。

音楽再生においてはFLAC形式の音楽ファイルに対応し、ハイレゾ音源の再生が可能。ノイズや音質劣化を極限まで排除するDSPも搭載されており、車内で高音質の音楽を堪能できます。

ブランドアルパイン
製品名・型番DMH-SF600
接続方式Bluetooth、USB
対応メディアUSBメモリ
音質
ハンズフリー通話⚪︎
ディスプレイあり
サイズ1DIN
価格帯6万9,000円~10万1,000円

※価格帯:2025年7月調べ

パイオニア ディスプレイオーディオ DMH-SZ700

6.8型のワイドモニターを搭載した2DINカーオーディオです。FLACとLDACに対応しており、有線接続・Bluetooth接続どちらでもハイレゾ音源を再生できます。

CD音源や圧縮率の高い音源をハイレゾ音源相当の音質へ復元する「マスターサウンドリバイブ」機能も搭載。音質にこだわりたい人に最適のモデルです。

ブランドパイオニア
製品名・型番DMH-SZ700
接続方式Bluetooth、USB、HDMI、AUX
対応メディアUSBメモリ
音質
ハンズフリー通話⚪︎
ディスプレイあり
サイズ2DIN
価格帯4万4,000円~5万5,000円

※価格帯:2025年7月調べ

1万円台で買えるコスパの良いモデルから始めたい!

1万円台で買えるコスパの良いモデルから始めたい!

1万円台で買えるコスパの良いモデルを探しているなら、1DINタイプのカーオーディオがおすすめです。ディスプレイが搭載されていないモデルが多く、比較的安く購入できます。

動画再生やナビ表示ができないなど機能性は低くなりますが、良質な音楽を楽しむには十分です。機能がシンプルな分、取り扱いが簡単ですぐに使いこなせるのも嬉しいポイントです。

パイオニア DEH-5600

スマホと手軽に連携し、車内で音楽を楽しめる1DINカーオーディオです。※専用アプリ「Pioneer Smart Sync」をスマホにインストールすれば、カーオーディオ上のハードキーでカーナビアプリを起動させたり、電話応答したりできます。
※2025年7月時点

また、音質を向上させるための機能が充実している点も特徴です。13バンドイコライザーやタイムアライメント、専用アプリでのサウンドエフェクトなど、多種多様な音響・音質調整機能が備わっています。

ブランドパイオニア
製品名・型番DEH-5600
接続方式Bluetooth、USB、AUX
対応メディアCD、USBメモリ
音質
ハンズフリー通話⚪︎
ディスプレイなし
サイズ1DIN
価格帯1万2,000~1万8,000円

※価格帯:2025年7月調べ

KENWOOD U382BT

「アレクサ」対応で音声操作ができる、1DINタイプのカーオーディオ。BluetoothやUSBによる高音質再生はもちろん、FLACにも対応し、原音に近い音質で音楽を楽しめます。高性能DAC(※4)や13バンドイコライザーなど音響機能も充実しており、操作性と音質をバランスよく備えた1台です。

※4.デジタル信号を人の耳で聞こえるアナログ信号に変換する機器。変換されたアナログ信号はアンプで増幅され、スピーカーから出力されます

ブランドKENWOOD
製品名・型番U382BT
接続方式Bluetooth、USB、AUX
対応メディアCD、USBメモリ
音質
ハンズフリー通話⚪︎
ディスプレイなし
サイズ1DIN
価格帯1万2,000円~2万円

※価格帯:2025年7月調べ

スマホの音楽を高音質で楽しむ|Bluetooth・CarPlayの基本と選び方

スマホの音楽を高音質で楽しむ

ここではスマホの音楽を高音質で楽しむために、接続方法やスマホ連携機能、音楽アプリについて解説します。

Bluetoothとは?AUX・USBの違い、メリット・デメリットを比較

Bluetoothは、対応する機器同士を無線接続できる技術です。Bluetooth機能を搭載したカーオーディオなら、スマホとワイヤレス接続して音楽を楽しむことができます。

Bluetooth以外にAUX端子やUSB端子を使って接続する方法もありますが、これらの大きな違いは「ワイヤレス接続」か「有線接続」かです。

一見、Bluetooth接続のほうが利便性が高いように感じるかもしれません。しかし、音質の安定性や給電機能の有無など、メリット・デメリットがあります。それぞれの特徴を把握した上で選ぶのがおすすめです。

各接続方法のメリット・デメリットは、以下の表を参考にしてください。

接続方法メリットデメリット
Bluetooth・ワイヤレスで音楽を楽しめる
・一度ペアリングを行えば、その後は自動接続される
・ペアリングの手間が発生する
・バッテリーの消耗が早くなる
AUX・接続が簡単
・音質が安定
・ケーブルを挿す手間がある
・スマホを充電できない
USB・スマホを充電しながら使える
・音質が安定
・USBメモリを使えば、スマホの通信料を消費しない
・USBケーブルが必要
・対応する音楽ファイル形式の確認が必要

Bluetoothを使って車で音楽を聴きたい人は、次の記事もおすすめです。Bluetoothの接続方法や、接続できない場合の対処法などについて解説しています。

>>車で音楽を聴く方法とは?スマホのBluetooth接続やスマホ以外の方法

CarPlay/Android Autoとは?

CarPlayとAndroid Autoは、スマホとカーオーディオを連携させることで、ディスプレイ上でスマホアプリを操作するための機能です。CarPlayはiPhoneに対応しており、Android AutoはAndroid端末に対応しています。

音楽アプリをディスプレイ上で操作できるため、運転中にスマホを出して触る必要がなくなります。また、ナビ画面もディスプレイに反映されるので、ナビの利用もより快適になります。

ほかにもスマホで車のロックを解除したり、ハンズフリー通話を利用したりすることもでき、多彩な機能を利用可能です。

ただし、すべてのカーオーディオで使用できるわけではありません。CarPlayやAndroid Autoを使いたい場合は、カーオーディオが対応しているモデルか確認しておきましょう。

音楽アプリを選ぶ時の注意点!音質にも目を向けよう

音楽アプリを選ぶ時の注意点!

車で音楽を聴く時には、YouTube MusicやSpotify、Apple Musicなどの音楽アプリを利用する人も多いでしょう。高音質で楽しみたい場合は、音楽アプリの音質に着目することも大切です。

以下の表に、音楽アプリの音質の違いをまとめたので、アプリ選びの参考にしてください。

アプリ名音質
Amazon Music最大24bit(※5)/192kHz(※6)
Ultra HDの場合:平均3,730kbps(※7)
ハイレゾ・ロスレス・空間オーディオ対応
AWA最大320kbps
Apple Music最大24bit/192kHz
ロスレス・空間オーディオ対応
Spotify最大320kbps
YouTube Music最大256kbps
Rakuten Music最大320kbps
Qobuz(コバズ)最大24bit/192kHz
ハイレゾ対応
LINE MUSIC最大320kbps
KKBOX最大320kbps

※5.bit:量子化ビット数を表す数値。数値が大きいほどより小さく細かい音まで再現できます。CDは16bit、ハイレゾは24bit。
※6.kHz:サンプリング周波数を表す数値。数値が高いほど高い音域まで再現できます。CDは44.1kHz、ハイレゾは96kHzや192kHz。
※7.kbps:キロビット毎秒。1秒間に転送可能なデータ量を表す単位。数値が高くなるほど音質は向上します

聴きたい楽曲の有無や使いやすさだけでなく、音質にも目を向けることで、より快適に音楽を楽しめるようになります。

スピーカー・外部アンプ・外部DSPで自分好みの音質に!

スピーカー・外部アンプ・ダイブDSPで

車の音をもっと良くしたいと感じたら、カーオーディオのデッキ本体だけではなく、スピーカーやアンプ・DSP(音の調整機器)などを見直すのもおすすめです。

ここでは、それぞれの機器がどんな役割を持っていて、どう使えば音が良くなるのかを解説します。

「デッキ本体を交換しないと音は良くならない」と思っている人にも、役立つヒントが見つかるはずです。

高性能なスピーカーに交換して音質アップ

純正スピーカーを市販のスピーカーに交換することで、音質を高めることが期待できます。純正スピーカーも確実にレベルアップしていますが、市販のスピーカーには音質を追求して設計されたモデルが数多く存在します。

スピーカー交換と聞くと、加工が必要なイメージを持つ人もいるかもしれません。そんな人は、トレードインスピーカー(※8)を検討するのがおすすめです。

トレードインスピーカーは、特定の車種に適合するように作られているため、基本的に無加工で取り付けられます。
※8.車種別に設計されたスピーカー。カスタムフィットともいう。

外部アンプでスピーカーの性能を引き出す!

アンプは、カーオーディオから出力された微弱な音声信号を増幅し、スピーカーを駆動できるようにする役割があります。スピーカーを性能の高いモデルに交換した場合は、スピーカー性能に適した外部アンプの取り付けも検討しましょう。

カーオーディオに搭載されている内部アンプだけでは、性能が不十分となり、スピーカー本来の音質を再現できない可能性があります。

アンプについてもっと詳しく知りたい人は、以下の記事もあわせて参考にしてください。

>>カーオーディオにアンプは必要?初心者向けに違い・効果・おすすめモデルを徹底解説【2025年版】

外部DSPを取り付ければ細かい音響調整が可能に!

DSPとは、デジタル・シグナル・プロセッサーの略です。カーオーディオから出力されたデジタル信号を制御して、スピーカー(または外部アンプ)に出力する役割があります。

DSPには、高音や低音などのバランスを調整できる「イコライザー(EQ)」や、聞く位置に合わせて音の到達時間を補正し、自然で聞きやすい音に調整できる「タイムアライメント」などの機能が備わっています。

これらの設定を行うことで、音質を向上させることが可能です。

近年のカーオーディオには標準搭載されているケースが多いですが、搭載されていない場合は、外部DSPを取り付けることで音響調整の自由度を高められます。

カーオーディオの取り付け方法|DIY vs プロ依頼どっちがいい?

カーオーディオの取り付け方法

カーオーディオの交換は、誰でもできるわけではありません。内装パネルの取り外しや配線、デッキ本体の取り付けには、専門技術や経験が必要です。

取付・配線や取外しには、専門技術と経験が必要です。誤った取り付けや配線、取り外しをした場合、車に重大な支障をきたす場合があります。また、お客様ご自身による取付・配線は、ケガの原因となります。

引用:パイオニア DEH-5600 説明書(p.3)

誤った方法で行った場合は、車の重大な故障や感電、ケガなどの原因となります。車をいじった経験がない人や、配線に詳しくない人は、カー用品店や専門店に依頼するようにしましょう。

自分で取り付ける場合に必要なもの&かかる時間

自分で取り付ける場合に必要なもの&かかる時間

DIYでカーオーディオを取り付ける場合には、次のような工具や部品が必要となります。

工具・部品アイテム例補足
工具・プラスドライバー
・内張りはがし
・ソケットレンチ
・ニッパー
車種によって必要なドライバーのサイズが異なる場合あり
必要なパーツ・配線・車種専用のオーディオハーネス
・取り付けステー(連結のための金具)
対応する車種・オーディオの確認が必要
車を傷つけないためのアイテム・養生テープ
・マスキングテープ
内装パネルを外す際に使用
あると便利なアイテム・エレクトロタップ(※9)
・ギボシ端子(※10)
・絶縁テープ
配線管理に使用

※9.配線分岐用の接続端子。配線を切らずに、2本の配線をつなげられます
※10.配線コードを接続する端子の一種。オス型とメス型の2つの端子を噛み合わせることで、配線をつなげられます

取り付けにかかる時間は、工具や部品の準備なども含めると最低でも1日以上かかる可能性があります。自分で取り付けを行う場合は、作業時間を十分に確保することも大切です。

業者に依頼する場合は、30分~3時間程度が目安となります。

カー用品店や専門店での取付費用と保証は?

オートバックスやイエローハットなど、専門の業者へ依頼する場合の費用は、以下のとおりです。

カー用品店・専門店工賃(税込)
オートバックス5,500円~
イエローハット6,600円~
アップガレージ8,250円~
サウンドステーション6,600円~

参照:オートバックスイエローハットアップガレージサウンドステーション

業者や施工内容に応じて料金が異なるので、どのくらいの費用がかかるのか事前に確認するようにしましょう。

また、カー用品店でカーオーディオを購入した場合は、メーカー保証と各専門店が独自に提供する保証制度を利用できるケースがあります。1年のメーカー保証に加えて3~5年ほどの長期保証が付くので、万が一故障した場合に、修理費用の負担を抑えられます。

みんなはどんな構成?リアルなカーオーディオ事例を紹介

みんなはどんな構成?

ここでは、カーオーディオの音質向上に実際に取り組む人たちの事例をピックアップして紹介します。他の人がどのような工夫をしているのか、ぜひ参考にしてください。

【事例①】カムリ(トヨタ)の純正カーオーディオの音質アップ

ベーシックパッケージの取付と、ベーシック防振とセメントコーティングの施工のトリプルパッケージの作業に、サブウーファーとウーファー用のアンプの取付を行いました。
(中略)
ピュアコンでこもっている音域をカットしているので気になっている部分が無くなり、非常に低コストながらワイドレンジのパワフルなシステムが出来上がりました。

(引用:みんカラ:トヨタ・カムリ カーオーディオの音質アップ

【事例②】N-VAN(ホンダ)のカーオーディオ音質アップ

カロッツェリアの楽ナビの取り付けに加えて、ベーシックパッケージの取付とベーシック防振の施工の、Wパッケージの作業を行いました。
(中略)
コンパクトなN-VANはドアの構造のおかげで意外とスケール感のあるサウンドで鳴ってくれて、ベーシック防振の効果も相まって予想以上の仕上がりでした。

(引用:みんカラ:ホンダN-VAN カーオーディオ取付

まとめ

この記事では、カーオーディオの基本的な仕組みやデッキ本体の選び方、さらにはおすすめのモデルまで、幅広く解説しました。

カーオーディオを選ぶ際は、デッキ本体のサイズ(=DIN)はもちろん、性能やコストなども考慮して自分に最適なモデルを選ぶのがおすすめです。スマホの音楽を再生したい場合は、Bluetooth・USB・AUXなど、接続方法にも注目しましょう。

カーオーディオの取り付けや交換を検討している人は、ぜひこの記事を通して、カーオーディオの世界を楽しんでください。

目次