●日産 フェアレディZ 主要諸元
全長×全幅×全高:10×1815×1315o
室内長×室内幅×室内高:1005×1475×1100o
車両重量:1430s?ホイールベース:2650o
エンジン種類:V型6気筒DOHC 総排気量:3498t 最高出力:280ps(206kw)/6200rpm
最大トルク:37.0kg・m(363nm)/4800rpm 乗車定員:2名

現行フェアレディZがなぜ今旬なのか?まずはタマ数がそこそこ揃って来たことが挙げられる。H14年にデビューし、今年で4年目を迎えたこのクルマ、中古車としては脂が乗りきっている状態だ。価格もかなりこなれてきているのでお買得感も今が一番高いか もしれない。次に新鮮さゆえの優越感だ。4年経ったにも関わらず、このクルマの新鮮なイメージは他の車種よりも強い。デビュー当時のインパクトの強さと、その優れたスタイリングによるところが大きい。そして、現行車に乗っているという優越感は他の車種なら数年だろうが、おそらくこのクルマにおいてはあと10年前後は楽しめるはずだ。何せモデルチェンジのスパンが長い(ちなみに先代は13年間現行であり続けた)。

▲インテリアはシックにモノトーン基調にシルバーのアクセントが映える。インパネデザインはシンプルでスポーツライク3連メーターなど計器類の視認性も良い。 ▲エンジンは3.5L V6の可変バルブタイミング機構付自然吸気ユニット。280馬力のハイパワーにNAならではの自然な吹け上がりは圧巻。
▲2シーターのシートはホールド性抜群のバケットタイプが標準装備。 ▲リアハッチを開けると控えめながらもラゲッジスペースが。ゴルフバッグの積載くらいはOKなようだ。



国産スポーツカーの双璧
フェアレディZとともに国産スポーツカーの
歴史を築いた双璧といえるのがスカイライ
ンだ。時代の流れによりカタチさえまったく
変わってしまったが、Zと同じ流れを汲むのは
実質スカイラインのみと言ってよい。

似て非なる2シーター
フェアレディZとは似て非なるオープンスポ
ーツのホンダS2000。趣は異なるが2シータ
ースポーツという点で共通。Zのようなスペ
シャリティカー的な要素は薄いがスポーティ
テイストはこちらが濃い。