ポスト・レガシィの座を狙う中古車はこれだ!!

●スバル レガシィツーリングワゴン2.0GT-B
全長×全幅×全高:4680×1730×1475o
室内長×室内幅×室内高:1840×1445×1190o
車両重量:1480s
ホイールベース:2670o
エンジン種類:水平対向4気筒DOHC16Vターボ
総排気量:1994t
最高出力:260ps(191kW)/6000rpm
最大トルク:35.0kg・m(343N・m)/2400rpm
乗車定員:5名

レガシィの人気独走を指をくわえた見ていてイイ?

 スバルが誇る王道のツーリングワゴン「レガシィツーリングワゴン」。H1年にデビューしたレガシィはそれまでの常識をうち破ったワゴン+ハイパワーエンジンで一躍大人気車となり、以降モデルチェンジを増すごとに完成度を増し、このジャンルの人気を不動のものにしてきた。もちろん数多くのライバルも登場してきた。しかし、なかなかこの人気に肩を並べる存在は出てこない。といって、このままレガシィの人気独走を指をくわえて見ているのもつまらない。ということで、レガシィの好敵手になりうる骨のあるライバルをピックアップしてみた。それらのライバルに目を向けてチョイスするのもよし、ライバルを知ることでレガシィの存在を再確認するもよし。とにかく、ツーリングワゴンには様々な個性を持ったクルマ達が実はいろいろ存在するということを知って欲しい。果たして、キング・オブ・ツーリングワゴン「レガシィ」の牙城を崩すクルマは出てくるのだろうか!?
 
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優雅で上質なレガシィ最大の対抗馬
ラグジュアリーサルーンのようなステーションワゴン

国産ラージサイズステーションワゴンの代表格である日産「ステージア」。2代目となる現行モデルはさらに風格も存在感も増し、方向性は異なるが、現行レガシィの人気に最も迫る最大のライバルと言っても過言ではないだろう。「パワフルなオールラウンダー」のレガシィに対し、ステージアは「豪華でダイナミックさ」が最も魅力的なポイントだ。豪快さをグッと抑えてラグジュアリーサルーンにも似た落ち着いたムードを漂わせている。レガシィほどではないが若年層への人気もしっかりある。使い勝手の良さは大きすぎるがゆえに…。


ステータス度満点の世界のエステート。
実はレガシィよりも相場が安かったりするのだ

ボルボのミドルクラスステーションワゴン「V70」。サルーンではなく、ワゴン車として開発されたプラットホームで「最も完成度の高いボルボ」として高く評価されたワールドスタンダードエステートである。
  新車価格が500万円前後のボルボV70は当然の事ながら車格的にはレガシィよりも上。しかし、現行モデルで比較すると年式こそ若干は古くなるが、中古車相場は逆にボルボV70の方が安かったりするのである。ということを踏まえて考えると、V70も十分アリかな…と。特にアダルトな人にオススメ。


オールラウンドな次世代クロスオーバー
ミニバンとSUVとツーリングワゴンが融合

三菱の異色RV「エアトレック」。このクルマのユニークなのは「ミニバン」と「ステーションワゴン」と「クロカンSUV」の3ジャンルの要素を取り入れているところだ。「ミニバン」の使い勝手の良さ。「ツーリングワゴン」のスポーティさ。そして「SUV」のオフロード性能。それらをうまく融合させた中性的な新感覚のクロスオーバーRVなのである。それぞれの性能こそ特筆すべきものはないが、それらの性能がすべて合わさることで特筆すべき個性へと変わる。どのようなシーンにもフィットするオールラウンドぶりでレガシィに対抗したいところだ。


レガシィのDNAを持つ個性派クロススポーツ
若年層での人気はレガシィを上回るとの声も

オンロードとオフロードのクロスオーバー。サルーンカーとSUVをベストな形を追求したのが「フォレスター」だ。もちろんレガシィとは同じメーカーであり、味付けは違うものの、搭載されるエンジンもレガシィと同じスバルのお家芸とも言える水平対向(ボクサー)エンジンだ。レガシィよりもアクティビティな性格であるため20〜30代前半までのユーザーに高く支持されている。若年層だけの人気でいえば、レガシィよりも上かも。ワクワクするようなエキゾーストノートとそのパワフルな走りは言うまでもなく大きな魅力である。

ピュアでスポーティなツーリングワゴン
ワゴンなのに「スポーツ」と名乗るだけのことはある

マツダが誇るミドルサイズツーリングワゴン「アテンザスポーツワゴン」。あえてスポーツワゴンと名付けるだけあって、そのスポーティテイストの濃さは格別だ。といってもレガシィのようにド迫力のターボで豪快な走りを楽しむのではなく、スムーズに吹け上がるNAエンジンと旋回性能に優れた足回りで純粋なスポーティランを楽しむことのできる味わい。スタイルもワゴンとは思えないほどに流麗でスポーツカーのように洗練されている。しびれるような強い個性は備えていないが、しっかりワゴンとしての実力も兼ね備えておりあらゆる面で高水準をキープしている。