スズキ ジムニー特集

●スズキ ジムニー XC 主要諸元
全長×全幅×全高:3395×1475×1715o
室内長×室内幅×室内高:1565×1220×1210o
車両重量:960s
ホイールベース:2250o
エンジン種類:水冷直列3気筒DOHC12バルブICターボ
総排気量:658t
最高出力:64ps(47kw)/6500rpm
最大トルク:10.8kg・m(106nm)/3500rpm
乗車定員:4名
軽自動車ではあるが、そのスタイルは立派な本格クロカンスタイルだ。強固なラダーフレームを持ち、現行型はルーフはメタルトップのみ。全体的にスクエアなフォルムでいかにも無骨な正当派クロカン4WDという印象を受ける。

強固なラダーフレームを持つ本格派オフローダー

 ジムニーのデビューは昭和45年にまで遡り、すでに36歳を迎えるいわゆる元祖国産クロカン四駆と呼ぶに相応しいクルマである。36年が経過しているにも関わらず未だに3代目というモデルチェンジのスパンの長さは、いかにこのクルマが定番であり続け、根強い人気を誇っていたかを証明している。そしてH10年10月にデビューした現行モデル(JB23)も例に漏れずに高い人気を誇っている。
  このジムニーの良いところはまず軽四であるということ。価格的にもお手頃でサイズもコンパクトなので扱いやすい。そして何よりも「どうせ軽四だから」なんて侮れない実力の持ち主であることが大きな魅力である。オフローダーには欠かせない強固なラダーフレーム持ち、軽自動車でありながら、本格派のクロスカントリー4WDなのである。確かにランクルなどのラージサイズの本格クロカンと比べれば装備の差は明らかなのだが、こと悪路を走破して思い切りラフに楽しむことを考えると両者の差はないといっても過言ではない。むしろお手軽な分、このジムニーの方が思い切って楽しめるかもしれない。その証拠にクロカンフリークのエキスパートでもジムニーを愛用する人は少なくなく、ビギナーのエントリーモデルとしてだけではなく、玄人にも大きく評価されているのである。
  また、普通の自家用車と違い、クロカンという特殊なジャンルであることに加え、モデルチェンジのスパンが長いため、末永く付き合っていけることも魅力である。

他にもいろいろジムニーファミリー

ジムニー・幌
ジムニー・FISフリースタイルワールドカップリミテッド
ジムニー・ワイド
▲後部座席天井部分をキャンバストップとしオープントップ可能にする「幌」。これもJA型のみ。  国際スキー連盟「FIS」とのタイアップ特別仕様車。専用ファブリックシート表皮や様々な装備や特別塗装がお得なモデル。 ▲オーバーフェンダーボディにワイドタイヤを装着し、1.3Lエンジンを搭載した「ジムニーワイド」。
ジムニー・パノラミックルーフ
ジムニー・ランドベンチャー
ジムニーワイルドウインド
▲JA型にはポコっとハイルーフなってパノラミックルーフがモデルがラインナップしていた。 ▲専用塗装や上級仕様のステレオ、革巻きステアリング等、上級装備を採用した特別仕様車の「ランドベンチャー」。 ▲様々なアウトドアでの用途に適した専用装備を採用した特別仕様車「ワイルドウインド」。
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