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トヨタ クラウン特集
●トヨタ クラウン 2.5アスリート
主要諸元全長×全幅×全高:4840×1780×1470o
室内長×室内幅×室内高:2070×1535×1200o
車両重量:1560s
ホイールベース:2850o
エンジン種類:V型6気筒DOHC
総排気量:2499t
最高出力:215ps(158kW)/6400rpm
最大トルク:26.5kg・m(260N・m)/3800rpm
乗車定員:5名
ラグジュアリーな中にも躍動感があり、シャープかつエレガントなスタイル。印象としてはアスリートのスポーティなイメージに、より近づけられた印象のある現行型。ロイヤル系とアスリートで大きく違うのはフロントグリルデザイン。横基調デザインのロイヤル系に対して、アスリートは斜め格子デザインだ。
かつてゴールだったクルマが新たなスタートを切る
クラウンといえば国産高級サルーンのシンボル的存在といっても過言ではない。だが、ひと昔前までは「いつかはクラウン」というキャッチフレーズまで付いた日本人の憧れのクルマも、セルシオやシーマ等のスーパーラグジュアリーなサルーンカーの出現や、マジェスタというクラウンの高級派生モデルも登場し、少しずつ地味な存在になりつつあった。そんなイメージを払拭すべく誕生したのが12代目にあたる現行型クラウン。いわゆる「ゼロ・クラウン」である。「かつてゴールだったクルマが、今スタートとなる」というデビュー当時のコピーに表されるように、まさにゼロからのスタートとして一新させた意欲モデルだ。
ユーザーターゲットが高齢化しつつあった以前のモデルに比べ、エクステリアデザインはグンとスタイリッシュに。オジサンっぽい雰囲気はイッキに払拭され、若年パパにも魅力的に映るデザインとなった。それにも増して追い風となったのがスポーティモデルの「アスリート」のイメージの定着である。先代モデルにもアスリートは存在していたが、数あるラインナップのうちの1グレードという認識から抜け出せていなかったが、現行クラウンはこのアスリートを前面に押し出すことによりクラウンのイメージ刷新をアピールしたのだ。そしてそれはセルシオやマジェスタに向いていたユーザーの目を再びクラウンに呼び寄せることに成功したのである。もちろん従来からのロイヤルシリーズも健在。これまでのターゲット層を維持しつつ、新しい風を吹き込ませたゼロ・クラウン。中古車市場での人気も上々。ゆえに相場は高値維持ではあるが、今ホットで勢いのあるクルマであることは間違いない。
▲やや大人しめだったこれまでのクラウンに比べ、現行クラウンのエクステリアは攻めたデザインと言っていいだろう。
▲落ち着いた雰囲気の中にも流麗さを感じるインパネデザイン。乗り心地は言うまでもなく極上である。
▲エンジンは基本的に2.5Lと3.0Lの2タイプ。ともにV6気筒直噴エンジンで、ミッションは6速もしくは5速ATと組み合わされる。
▲もはやスマートキーは当たり前であるが、エンジンスタート&ストップボタンは走る気持ちをさらに掻き立ててくれるテイストとなっている。
▲トランクの容量も申し分ナシだ。
アスリート最大のライバル
クラウンと同じく、ラグジュアリー系とスポーティ系の2つの個性をラインナップする高級サルーン「フーガ」。どちらかというとクラウンよりスポーツ志向が強いが、ラグジーさも十レベルは高い。先進的なデザインも大きな魅力と言えるだろう。
脱スタンダードサルーン
クラウンからは1クラス下の車格ではあるが、単なる「マークII」の後継車と思ってもらっては困る。その装備の充実さ、走りの優雅さは立派な高級サルーンといって間違いない。クラウンの好敵手となりうる一台だ。
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