ダイハツ コペン特集

●ダイハツ コペン アクティブトップ 主要諸元
全長×全幅×全高:3395×1475×1245o
室内長×室内幅×室内高:890×1250×1040o
車両重量:840s
ホイールベース:2230o
エンジン種類:水冷直列4気筒DOHC16バルブターボ総排気量:659t
最高出力:64ps(47kW)/6000rpm
最大トルク:11.2kg・m(110N・m)/3200rpm乗車定員:2名
丸々として可愛らしくもカッコイイ個性的なスタイルがコペンの大きな魅力だと言って間違いないだろう。キャビンフォワードとティアドロップシェイプシルエットと呼ばれる低重心なボディデザインは独創的。このクラスでは世界初となる電動開閉式のクーペカブリオレとしてデビュー時大きな話題に。

中途半端さを感じさせない潔いほどの贅沢ぶりが素敵

 一般大衆の味方である軽自動車であるにも関わらず、贅沢の極みを尽くし、実用性を度外視したエポックメイキングなクルマこそダイハツ「コペン」である。そんなコペンが今アツい!
  コペンといえばその丸っこくて愛らしい個性的なスタイルと軽自動車初(というか唯一)の電動開閉式のハードトップがシンボリックである。ともに他に例を見ない奇抜なもので、しかもオープンカーという性質上さらにユーザーを限定するマニア向けのクルマだと思われている節があるが、実は意外や意外、かなり一般受けしており老若男女の幅広い層に支持をされている稀有な存在なのである。これほどまでに突拍子もない極端なクルマなのになぜ万人のツボにハマったのかは詳しくわからないが、おそらくは中途半端さを感じさせないその潔さなのではないだろうか。常識的に考えれば軽自動車にこんな装備要らないだろうって思う装備がこのコペンにはタップリ付いている。まるで好景気時のいわゆるバブリーなクルマだ。しかしデビューしたのは景気低迷中の5年前。周りは時代にマッチした実用性重視の使い勝手の良いクルマばかり。しかし、意外にそれが要因なのかも。軽四ながら、クルマに夢を見れない時代に突如現れた豪華で華のあるプチロードスター。新車価格約150万円は軽四だと考えると割高でも、ささやかな夢を掴むには手頃なプライスだったのかもしれない…。まぁ、何はともあれ人気は出た。でもって中古車市場でも相場価格は下がる気配を感じないほどに高値維持…。電動開閉ハードトップ、MOMO製ステアリング、レザーシート、レカロシート、シートヒーター、BBSアルミホイール、ビルシュタイン製ショックなど…まぁ贅沢だこと!
 







▲ひと目見たら脳裏に焼き付くような愛らしくて個性的なデザインは、意外に広い年代層から人気がある。 ▲インパネデザインも個性的で、しかもアルミシフトノブやMOMOステアリングなどスポーツマインドを掻き立てる施しが多くされている。  ▲エンジンは64馬力/11.2kgmの直列4気筒ICターボ付DOHC。そのパワフルさもさることながら、クリーン排気とエコさも併せ持つ。

▲アクティブトップはスイッチひとつでハードトップルーフが電動開閉するという軽自動車にしては画期的なもの。 ▲レーシーなセンター2本出しマフラー。
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バブル時に生まれた大先輩

スモールFRオープンスポーツ「カプチーノ」。コペンよりも11年も早いバブル時代にデビューした軽オープンの大先輩。軽四最強と呼ばれたエンジンに軽量ボディ&FR駆動で今でも一部で根強い人気を誇っている。もちろんルーフの開閉は手動である。



国産定番オープンカー

国産定番オープンカーといえば「ロードスター」。普通車であるため同じ土俵で勝負しないと思われるが、スタンダードオープンのロードスターか、ブルジョアな軽オープンのコペンか、といったところで意外に競合したりする。